試験の難易度を調査した結果
まず勝つためには敵を知ることが必須
合格率を調べようとしました。
いくら探しても出てきません!!!なんてこった!
合格率が開示されない試験なんてあるんだ・・・という驚きです。
そこで協力企業の教育担当者や、FA機器メーカーのトレーナーに聞いてみました。
「御社でシーケンス1級について推奨や対策をしてますか?」
「2級までは講座をしてるけど、1級は講師ができる人材がいないんだよね」
「職業能力開発総合大学校出の講師でも2回落ちて3回目で受かったって言ってたよ」
「合格率10%くらいじゃないかな、まぁ、予測だけど」
「難易度が毎年どんどんあがってるんだよね、受ける人は減ってるんじゃないかな」
「フリーランスの人は、名刺に1級技能士って書けるから価値あるかもね。それ以外は持ってても頑張ってとったんだなーって感じ」
結果、対策をとり1級を強く推奨している企業は1社もなかったのです。
ふんわりと「とれたらすごいね!」レベルでした。
そして、2級までは会社から推奨してると答える企業が多かったです。
もし講座があったら、お願いして受講しちゃえばいいやという思惑は撃沈しました。
仕方ない、過去問から対策をうとう(次につづく)
どうやって受験に申込みするの
取り敢えず製造部に受験案内をもらい、受験申込用紙を入手しました。
すでに受験実績のある企業の場合は協会から時期になれば送付してくるらしいのですが、それ以外の場合は個別で取り寄せが必要です。
所属都道府県の協会が事務局になりますので、個々でご確認ください。
(わたしの場合は県の職業能力開発協会ホームページより、技能検定受験申込書等送付申込書をダウンロード印刷記入し、返信用封筒に切手を貼って郵送という非常にアナログなものでした。郵送時間も考慮して用意したほうがいいですね。)
技能検定は年に2回前期と後期がありますが、実施科目が前期と後期で異なるため、試験チャンスは年に1度のみです。
シーケンス制御は職種は「電気機器組立て」の作業名が「シーケンス制御作業」です。
受験料は21,300円
さらに実技試験に対して、受験者が持ち込まなければいけない機材があります。
これについては別の記事を起こそうと思います。(後日記事へのリンクを貼ります)
通例で行くとシーケンス制御は後期に設定されており、わたしが受験した平成31年度後期でいくと以下日程でした。
公示が「9月頭」
申込期間が「10月の10日間」
実技が「12月~2月」
学科が「1月~2月」
申込期間が10日しかないのが注意点ですね。
詳細は協会サイトでご確認ください。
わたしが技能検定シーケンスを受ける経緯
唐突に呼び出された生産技術課の10年戦士たち、その3人の中にわたしがいました。
上司
「製造部の人事考課に技能検定シーケンス2級いれたいから
取り敢えず君たちで1級とってきて」
とても、ざっくりとした会社指示でした。
現在弊社の場合、加工課は加工系の技能検定、製造部は機械保全の機械系、電気系がすでに考課にはいっています。
我々にしたら「技能検定にシーケンスってあるんだ!」レベルからのスタートです。
今までも度々と会社指示で資格試験や検定に挑んできましたが、
「技能」と名の付く検定に我々が合格出来るのかという怯えがでかいです。
「めっちゃ配線やらされたらどうしよう」
センサー交換くらいは出来ますが、製造メンツのようにしゅぱしゅぱできませんよ。
この日技能検定対策チームが立ち上がりました。
試験に関しては細かい受験資格があります、詳細は協会サイトをご覧ください。
↓
我々は理系の大卒なので実務4年で受験可能でした。
はじめまして、制御屋です。
このブログはわたしが「技能検定 電気機器組立て シーケンス制御1級」を合格するまでに行った対策と、非常に閉鎖的な技能検定にまつわる情報をまとめるために作成したものです。
非常に情報の少ない検定のため、わたし自身とても苦労しました。
他の受験生の方の役に立てればという思いでブログを立ち上げた次第です。
あくまで個人的な発信であり、もちろん中央職業能力開発協会とは一切関係はありません。
また、確実に「こうすればこうだ!」というものでもありません。
知ってる人が少ないけど、実はこんな情報があるよ!
わたしの場合はこんな風に事前準備したよ!
この作業はこうするとミスが減るよ!
こういう時はこんな風にプログラミングすると効率がいいよ!
こんな感じで進めていきたいと思います。
また、当ブログでは著作権等使用にかかる情報は一切記述しませんので、そちらは協会サイトで直接ご確認ください。